外科

外科について

診察当院では、擦り傷や切り傷、火傷などの一般的な外科診療を行っております。また、痛みを最小限に抑え、傷跡が目立ちにくくなるように丁寧な対応を心がけております。

外科で行う主な治療

  • 外傷処置(擦り傷・切り傷・火傷など)
  • 皮下腫瘤処置(アテローム・脂肪腫など)
  • 処置後のガーゼ交換
  • まき爪・陥入爪

など

よくある疾患

切り傷(切創/せっそう)

場合によっては傷が深く、神経・腱・骨などにまでダメージが及んでいることがあります。当院では、患部を丁寧に確認し、患者様の症状に合わせて最適な治療を行います。また、傷口に土や木片、サビなどが入ってしまっている場合は、破傷風などの感染症のリスクがあるため、破傷風ワクチンの接種をお勧めします。

擦り傷(擦過傷/さっかしょう)

擦り傷は運動や歩行中の軽い転倒などで起こりやすいものです。傷口に砂や土が入ることで破傷風などの感染症となるリスクもありますので、まずは傷口を水で洗って清潔にすることが大切です。また、なるべく傷跡が残らないように病院で適切な治療を受けるようにしましょう。

刺し傷(刺創/しそう)

針、釘やキリ、アイスピックなどが刺さった場合、神経・腱・骨・臓器などにまでダメージが及んでいることがありますので、注意が必要です。そのようなものが刺さった場合は自分で抜こうとせずに、早急に当院までご相談ください。

火傷

火傷をしてしまったら、流水で15~30分程度患部を冷やすことが大切です。衣服を着た状態での火傷であれば、衣服の上から冷やすようにしてください。また、水泡ができている場合は、なるべく潰さないようにしてください。水をかけて冷やすことができない場合は、患部に氷水で冷やしたタオルなどを当てて痛みが引くまで冷やすようにしてください。火傷の初期段階での冷却が足りないと、2~3日経つにつれて火傷が深くなってしまうこともあります。また、患部に水泡ができて細菌感染を起こすこともありますので、注意が必要です。

咬み傷(咬傷/こうしょう)

犬や猫などのペットに嚙まれ、起こることが多いです。動物は様々な菌を持っているため、傷口から感染症を起こすこともあります。必要に応じて抗生剤による治療を行いますが、破傷風などの感染症は重症化の恐れもあるため、破傷風ワクチンの接種をお勧めしています。なお、傷口に菌が残ったまま塞がってしまうと膿がたまることがあり、傷口の切開や膿を排出する治療を行うことがあります。

裂挫創(れつざそう)

硬いものに指をぶつけたり、挟んだりすることによる強い衝撃で、筋肉や皮膚の組織がダメージを受けた状態です。交通事故や仕事中の事故で起こることが多いです。裂挫創では、筋肉や神経が複雑に破壊されることが多いため、治りづらいけがと考えられています。また、傷跡も残りやすいため、当院までご相談ください。

イボ

皮膚が盛り上がってできる小さなできものをイボと呼びます。イボは、発生する部位と形によっていくつかの種類に分けられます。痛みを伴うことは少ないですが、触ると痛むこともあります。特に、足にイボができた場合は起立時や歩行時に痛みが生じることがあります。

炎症(化膿)性アテローム

皮膚から剥がれ落ちるはずの角質や垢が皮膚の下の袋にたまって形成された腫瘍のことです。身体のどこにでもできる恐れがあります。次第に大きくなり、数センチ程度の半球体にまで成長することがあります。強く圧迫すると、中から臭いが強いドロドロした練り状の物質が出てきます。症状がない場合は急ぐ必要ありませんが、炎症が起こってしまう前に外科手術で切除しておくことをお勧めします。

巻き爪・陥入爪

爪の片方もしくは両端が皮膚に食い込むように伸びて、炎症や痛みが生じるものです。当院では、患者様の状況に応じて、適切に巻き爪の治療を行います。

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